マレー鉄道南下の旅


−−−−−スラータニー編−−−−−

スラータニー駅正面
クラビ16:00発スラータニー行きの最終バスは日没前の18:20頃スラータニー市内に入った、ソンサームのバスだからバンドンのオフィス前かスラータニー市内で降ろされるのかな? 列車の時間迄は7時間もあるし駅までは14Kmある、スラータニーの夜景でも撮って港の屋台で食事でもしてからTAXIかトゥクトゥクで駅に行くか?と考えていたら、バスは最初にスラータニー駅に着いた

そうか! ジョイント・チケットを売ってる会社だから駅に寄って行くのか・・「降ります!」と、急遽、予定を変更してスラータニー駅でバスを降りた、 ここは駅前広場の小さなレストランでソンサームと提携しているらしく レストランの女の人が降りた乗客全員に何時の列車なのか確認している 店の2Fにはエアコンの効いたテーブルもあるが、取り敢えずここで腹ごしらえする事にしオーダーして、日が暮れる前に駅と列車の写真を撮って置こうとカメラを持って駅のホームと歩道橋に上がる。
写真を撮りおわって食事をする、また次のバスが到着して何人か降りてきた 、隣の席に座ったヒッピー風の若者に「何処から来たのですか?」と声を掛けると 「パンガン島」から「ペナン」に行くので同じ列車だった、住いは「リバプール」だと言う事でビートルズの話で話題が盛り上がる。
スラータニー駅と列車
その間、上り方面の列車は沢山来るが、下りは殆ど来ない 21時頃、店の女の子が閉店だからと言って来たので会計を済ませる、 外のテーブルと椅子も片づけるの?と聞くと使って良いとの事で そのまま店の前を陣取って列車を待った。
駅前には銀行のATMやセブンイレブン、屋台などが沢山あるので飲食には困らない何よりも交番が目の前にあるので安全である、トイレも交番の裏にあって便利である。
夜も深まって23時過ぎて、またコンビニにビールを買いに行って戻ってくる、 イギリスの若者が帰りのバタワース発バンコク行きの列車は何時頃にスラータニーに着くのか聞くので「歩き方」の本を見て23時・・と言いかけたら丁度、バタワース発の列車がホームに到着した、「この列車だよ」と言うと、 「こんなに遅いんだ、ナイトボートに乗れる?」「23時だから間に合わない!」「だからスラータニーに泊まらないと」、列車はバンコクに向けて出発してホームに静けさが戻った。
あと3時間、あと2時間、待ち時間の6時間は本当に長い、やっと1時を過ぎて1本前の下り「スンガイコーロク」行きの列車が入って来た、24両もある、随分長い編成だ!
いよいよ、次の列車だ!列車到着5分前に荷物を持って駅のホームに移動した



二等寝台の座席
バタワース行きの列車は定刻どおりスラータニー駅に到着、13号車はとキョロキョロしてると 車掌さんが13号車のドアの前で「こっちですよ」と合図している 席の空いてるのは、この車両だけの様だ乗車券も見ないで座席に案内してくれた、殆どの席はカーテンを引いて眠っている、荷物を降ろして座席に着くと、列車はゆっくりと動き出した、しばらくすると車掌がやってきて座席をベッドに切り替えてくれた、ベッドに横になる
窓のカーテンを少し開けて外の景色を眺める、月明かりにゴム林が浮かんでいる、結構横揺れする、眠れるかな〜?と思っている内に揺れの振動が揺りかごの様に心地よい深い眠りに入る。

−−−−−ハジャイから国境−−−−−

2等寝台上段
誰かが呼ぶ声で、ふと目が覚めた
「何?」「検札?」「今、何時?」と時計を見ると4時過ぎである、 次の停車駅を過ぎた所の様だ、枕元のバックからチケットを出すと パチンと切り込みを付けて返してもらって、又バックにしまう。 こんな夜中に起こさなくても乗った時に検札してくれれば良いのに・・・と 私は睡眠不足で不機嫌になる、気分転換を兼ねてデッキでタバコを吸い また、ベッドに戻ってウトウトしていた
、5時30分列車は「パッタルン」に到着した、停車時間は短い、しばらくすると「ハジャイ」で降りるのか、他の座席の客が荷物をまとめ出して車掌がベッドから座席に切り替えている、騒がしくて寝ていられない、車両内のウェイトレスだろうか?おばさんが注文を聞いてまわっている、コーヒーを注文すると座席のカップ・ホルダーの上にコーヒーを置いてくれた、紙コップではなくプラスチックの皿付きのコーヒーカップである、おばさんに料金20Bを支払いコーヒーを飲みながら外の景色を眺める。「ハジャイ」に着いたら30分以上停車するから何か食べ物を買うか?

早朝のハジャイ駅
列車は予定通り「ハジャイ」に到着した、列車から降りて売り子のおばさんから「おにぎり」みたいに御飯をセロハン袋に入れたのと、他に何かあるかなと箱の中を覗いたらロースト・チキンがあったので購入する、お金を払おうと思ったらバーツが足りないが財布の中に前にマレーシアで使ったリンギッドが残っていたのでそれで払う
「ハジャイ」で前の方の寝台車と食堂車、後ろの1等個室も切り離されて2等客車と2等寝台だけになる、「そうか!だから予約するとき2等A/Cしか買えなかったんだ」と納得した
「バタワース」到着が12時40分だから、11時頃に食堂車で昼飯を食べるつもりでいたのだが、切り離されるとは思っても見なかった、情報不足だった

そして、5両編成と身軽になった列車は幾分スピードを上げて国境駅「ペダンブサール」へと向かう
列車で国境を越えるだけならば「ハジャイ」から2等に乗れば予約も要らない、15時過ぎにもマレー鉄道の「ランカウイ・エキスプレス」と言う国境を超えてクアラルン・プールに行くのもある(バタワースには停まらない)
そして8:00に列車は国境駅の「ペダンバサール」に到着した。


バンコク編 バタワース編
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